2026年度
演劇集団円 本公演
岸田今日子記念
円・こどもステージ№44
いつだって今だもん
作:谷川俊太郎
演出:林紗由香
音楽:谷川賢作
7月25日[土]→8月2日[日]
シアターX
出演=手塚祐介、玉置祐也、山下真琴、古賀ありさ、山本琴美、
東海成亮、山岸佳祐、近藤万尋
大昔のおとぎばなしのような国で、退屈な日々を過ごす王子。遠くから聞こえてくる少女の歌声に導かれ、彼は城を出る決心をします。一方、未来のような静まり返った世界では、少女マリが母とふたりきりで生きています。まだ出会ったことのないその歌声を手がかりに、ふたつの世界はゆっくりと重なりはじめます。本作は、谷川俊太郎さんが円・こどもステージのために初めて手がけた長編戯曲。1985年の初演時に問いかけられた「変わるものと変わらないもの」は、
いまを生きる私たちに、言葉や感情、誰かとつながることの大切さをやさしく伝えてくれます。
冬物語
作:W・シェイクスピア
翻訳:安西徹雄
演出:中屋敷法仁(柿喰う客)
9月19日[土]→9月27日[日]
吉祥寺シアター
出演=藤田宗久、上杉陽一、吉見一豊、谷川清美、岩崎正寛、
瑞木健太郎、薬丸夏子、石原由宇、吉田久美、相馬一貴、清田智彦、
大橋繭子、古賀ありさ、豊浦奏斗、但馬爽
50周年企画の掉尾を飾る本公演。中屋敷法仁の演出により、古典を現代の感覚へと鮮やかに再構築し、演劇の持つ普遍的な力と今日性を浮かび上がらせます。嫉妬に狂った王レオンティーズが、親友と妻を疑い、家族を引き裂いてしまう――取り返しのつかない喪失と悔恨を背負いながらも、時を経て明かされる真実。捨てられた娘パディータの成長と恋、そして16年後に訪れる奇跡の再会。「時間と記憶の再生」というテーマを軸に、悲劇を越えて人が再びつながる希望を描き出す、シェイクスピア晩年のロマンス劇。
遠藤さんの
エンディング(仮題)
作:土屋理敬
演出:梅田雪那
12月6日[日]→12月13日[日]
サンモールスタジオ(新宿御苑前)
出演=上杉陽一、石塚理恵、手塚祐介、吉澤宙彦、吉田久美、山下真琴、
平田舞、田口朋佳、中村慎之介
三十年続いた小さな喫茶店が、静かに幕を下ろす――。閉店の日、SNSでの“バズ"をきっかけに広がる 喧騒と、長い時間をかけて積み重ねられてきた現実が交錯していきます。実体のない言葉が人の心を揺らす今だからこそ、場所が育んできた記憶やつながりの“温度”をそっと見つめ直す人間ドラマです。作者土屋理敬氏が「梅津さんの穴を埋める」以来となる書き下ろしで、現代をやわらかなまなざしで描きます。「終わり」を次の始まりとして受け止める、静かな再生の物語です。
